k-zombie’s diary

ツイッターにおさまらないことなど

2021-01-01から1年間の記事一覧

ぬいぐるみを買った

子どものころ、親に大きなゴミ袋を渡されてぬいぐるみやおもちゃを全部捨てたことがあった。 そのときにはもう、一番大切にしていたキティちゃんのぬいぐるみを親に勝手に捨てられてたから、どんなものでも所詮はモノなんだとわかっていた。 言われるがまま…

自由になりたい

このブログ全体を指して「トランスジェンダーのブログ」として読まれることに戸惑いがある。 わたしにとってこれはただのブログで、トランスジェンダー的なトピックを選んで書いているわけではないからです。 それは読んで見ればわかるでしょう。 このブログ…

動物園に行った

すごく寒くて木がいっぱい生えていて広大な動物園だった。 途中、人間用の遊具が置かれている箇所があり、たくさんの小さな人間が遊具に登ったり揺らしたりして甲高い声をあげて遊んでいたので、これまで見た動物のなかで人間が一番元気だなぁと数秒間足を止…

わたしが言葉を失っていたころ

Twitterでは何度か書いてるがわたしは思春期のころ、限られた人としか会話できずほとんどの人に対して「あぅあぅ」としか言えなかった。 「あたし、あんたをいじめたいわけじゃなくてふつうに話しかけてるだけなんだけど」って話しかけられても、うめき声し…

嫉妬の思い出

時効だから書く。 数年前、わたしはシス男性とお付き合いしていたことがある。性的な行為もした。 そして気づいた。 わたしは相手の男性の身体に嫉妬してることに。 高い身長、自然とついた筋肉、喉仏、大きな手のひら、そして平たい胸。 嫉妬の感情を性欲だ…

わたし文通日記3

親愛なるサクラさんへ 返信に間が空いたことをお許しください。 この約二週間、わたしはただ無気力に布団のなかにもぐって、ひたすら広告を見てタップしてペンギン増やすだけというつまらないアプリゲームをすることしかできていませんでした。 どうしてでし…

わたし文通日記2

親愛なるサクラさんへ 前回はお手紙をありがとうございました。 思えば、わたしは何年もあなたを敵視し辛辣に批判しどうやったらあなたを消せるかということばかり考えてきたように思います。 ずいぶんとひどいことをしました。 それはサクラさんに対してだ…

わたし文通日記

親愛なるサクラさんへ 暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。 わたしはなんとかやっています。 今回筆を取りましたのは、この数週間休むうちに様々なことがあり深く考え、深く考えすぎてブレーキの壊れた車のようになってしまい、この話をだれかに聞いて…

生きるぞ

ショックなことがあり、というかショックなことをしてしまい気力体力を使い果たして、数年ぶりにやけ酒をした。 朝目覚めると、床に紫色のどろどろとしたゲロがぶちまけられてて、わたしも床に転がっていた。紫色のどろどろは巨峰の残骸と思われた。 とりあ…

わたしは無の森である

ときおり考えずにはいられない。 わたしは、今この人に時間・お金・エネルギーをかけてもらう価値のある人間なのかと。 わたしの値打ち……そう、わたしはわたし自身の値打ちについて考え、不安な気持ちになっている。 ときに、わたしに価値がないかもしれない…

友人曰く「まるたは、ウォッシュレットなりき」

今朝、起きたら、深夜のうちに友人からLINEが入っていて、「あなたと話しているとわたしはウォッシュレットで洗われる尻の気持ちになるよ」とあった。 排便を洗うウォッシュレットは嫌だったので、友人の自己認識を便が付着した尻からドブネズミに、わたしに…

生きているから死んでしまいそう

朝、悪夢を見て目覚めた。 調理されていないそのままの小鳥を食事として供され、その小鳥は首と胴が別れていて血が流れていた。こころなしか羽の艶がなくしぼんでる。 夢のなかでわたしはその小鳥を枕のそばに置いて眠った。 顔のすぐ横のシーツに小鳥の血の…

植物のように平和

今日は比較的落ち着いていた。 なにも感じなかったからである。 感じないというのはひさびさだった。人形のように横たわり、浅い眠りとぼんやりした頭で窓から吹き込む風の感触を楽しんでいた。 感じないというのはなんて平和なんだろう。 怒りもない。悲し…

おばけちゃんを探して

本日の昼間は久々に紙の日記を書こうとしたけれど、ペンのインクがうまく出なくてイライラしてあまり書けなかった。 それに書くべきこともごくごくシンプルで、あたらめて書いて検討しどうにかなるようなものも少なかった。 そんなことを再確認するとどうで…

ずっと悲しみのなかを生きている

数年前、悲嘆について学ぶ機会があった。 人は悲しいことがあったとき、2つのモードの中を行ったり来たり、使い分けながら生きる。 1、悲しみは一旦置いておき日常生活や事務手続きなど現実的な事柄に対処するモード。 2、感情的におもいっきり悲しむモード…

新しい概念として生きることなんてできない

「どこにも居場所がないような気がしている。ひとりで世界そのものと戦わないといけないような気がしている。新しい概念として生きることなんてできない」と吐き出したとき、わたしの手は震えていた。 ずっとわたしはなんなのだろう?と思っている。ちょっと…

影を逃れて

ここ2日は、ミュージカル「モーツァルト!」の配信を観ていた。 これは、愛情深いが支配的な父にありのままの自分を認め愛されたいと願いながら、どうしても認めてもらうことができず、苦悩の人生を送った天才の物語だ。神童と歌われた幼い頃の自分(アマデ…

スマイルに吠えられた

奇跡的に身体がうごく晴れた日だったので、森に行った。 コロナ禍以降森は人間が増える一方で、今日などはますます人間が増えているように思えた。 家族連れと思しき小集団があちこちで小さなテントを張り、レジャーシートを広げてくつろいでいた。「飲食を…

休みました

前回の日記にもある通り限界が来ており、仕事場に行ったらまたミスを連発し同僚に「あなたおかしいよ」と言われ上司に相談したらしばらく仕事を休むことになった。 仕事を休むにあたり医者に行き診断書を書いてもらったらその場で体重計に乗せられ、二週間程…

大変だー

今週は大変だった。 何がどう大変だったかというと、ときどき記憶をなくしてミス連発したり、一日一食しか食べなくても腹がすかなかったり、つねに頭が痛くて吐き気がしたり、理由もなく泣いたり、ハッと気づいたらマフラーを首にまいて風呂場でブランコしよ…

キョムを受け入れる

今日、あなたは日記的なことを書くことをしないね、心の動きをあまり話さないね、と言われた。 だから、日記を書いてみようと思う。 中学生のとき、わたしは友だちに「自分のことを話すのすごく嫌そうにするね」と言われたことを覚えている。 それは図星だっ…

私を愛しはじめる練習

自分ほめを始めてからだいたい四年くらいですね。 自分ほめは、自分が嫌い憎んでいた自分をあえてほめようとする試みです。 最初はほんとうに苦痛でした。 自分をほめたくはありませんでした。 むしろ罵って否定するほうが楽ですし安心します。実際に幼いこ…