ショックなことがあり、というかショックなことをしてしまい気力体力を使い果たして、数年ぶりにやけ酒をした。
朝目覚めると、床に紫色のどろどろとしたゲロがぶちまけられてて、わたしも床に転がっていた。紫色のどろどろは巨峰の残骸と思われた。
とりあえず着替えてシャワー浴びても断続的に吐き続けるので浴室から出られず、ベッドが汚れることをおそれてベッドにもあがれなかった。
どうしても横になりたいときは、浴室から出て裸のまま床に転がった。服も汚したくなかったので着なかった。
ゲロを吐きまくっていたら透明な胃液からだんだん黄色い胆汁色になっていき、お腹は第二の心臓になったかのようにピクピクと痙攣し続けていた。
スマホを見返すとほんとうに色々な人がわたしを心配してくれててすごく悪いことをしたと思った。
ヤケを起こすとか自分を大切にできない選択をし続けるとかはこうやって自分の周りを傷つけることになるのだと思った。
ケアしてくれてる人が優しく「負担じゃないよ」と言っていても、やはりケアは心労をかけるものだ。
それをわたしは誰よりも知っている。
わたしは自分を大切にしたい。
まわりのためにも。
うまく自分を愛せなくても、まわりの顔や言葉を思い浮かべて選択をしていこうと思う。
そういうわけで生きます。
そして孤独も愛します。
さみしさゆえの選択は自分を破滅させるから。
でもやっぱりそのうち森にはなりたいです。