k-zombie’s diary

ツイッターにおさまらないことなど

人生

ジェンダークリニックの初診に行った。何年越し?という感じであるが、胸オペへの第一歩を踏み出せたのはうれしい。

友だちがすごく応援してくれて事細かに事情を教えてくれたのも感謝している。

メンタルクリニックの主治医にジェンダークリニックへの紹介状を頼んだら、メンタルクリニックの主治医がジェンダークリニックの主治医のことを認識していて驚いた。メンタルクリニックの主治医はトランスジェンダーのことに無知であるという前提でいたため、紹介状を頼んだことによって結果的にジェンダーアイデンティティになんらかの葛藤を抱いている人間であることが不本意にバレてしまったことは否めない。

 

人生の計画性がゼロなのでまた直接介助の仕事に転職した。面接を受けてその日のうちに採用が決まったのでバイト面接みたいと思った。実際働いてみて、人間の入れ替わりが激しそうだが悪い職場ではなさそう。

少なくとも前職よりは向いていると思うが、入浴介助や排泄介助などを行い暗黙のうちに「女性職員」であることが「安全性」に結びついていると思われる職種なので、いざ胸オペのときが来たらどうするのか?ということをかなり不安に感じている。

胸オペはしたいが「男性職員」になる気もない。

 

もうすぐ誕生日が来るから憂うつに思っている。

わたしには「年齢相応」コンプレックスがあり、自分の年齢に見合った人間性をそなえているか自信がない。

若くいたいわけじゃないが、年齢不相応に幼く未熟なままで歳を取ることにコンプレックスを覚えている。大人になりたい。

最近は、人生について考えることが多い。自分の人生に思い浮かびすらしなかった無数の可能性があるのではないかと漠然と思う。同世代は結婚をし家などを買っているが、わたしはただペットを飼うことですらとうてい実現できるとは思えない。生きていくために一生働き詰めになるだろうが、体力や気力が持つのか不安だ。

また、予定よりも長く生きすぎたためこれから先はほんの少しでもなにかを社会に還元していきたい気持ちがあるが、現状自分のことで手いっぱいでつらい。

やりたいことはあっても、時間・体力・気力が常に不足している。

頻繁に人生について考えるわりに、ただ考えているだけでなにも深まらないし答えも出ない。結局は思考停止して、なるようにしかならないと思いを新たにするだけである。



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