賃労働中のわたしと、そうでないときのわたしは別人みたい。 賃労働中は元気にみえる。そうでないときは、タオルのことを考えている。タオル。二十歳のとき、理性を失ってタオルを首に巻きつけてぶらさがることを繰り返していた。あのときの気分だ。 賃労働…
はやくしんだほうがいい、って耳のなかでずっとこだましているけれど生きている。 ふしぎなものだ。 なにもかもをやめたい。やめて消えたい。 でも、消えずに生きている。 ほとほとうんざりしている。 わたしの内面は、おもったよりも荒廃しているのかもしれ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。